知らないと損!環境省が推奨する家電無料回収
「使用済小型家電回収ボックス」って聞いたことありませんか?
見たことある方も多いかと思います。
全国の自治体単位で進められていますが、
スーパーや大型施設の入り口などに
設置されている大きくてカラフルな箱です。
箱には「使用済小型家電回収ボックス」と記載されてます。
この引越しシーズン、新生活に向け
家電などを買い替える方も多いかと思います。
今まで使用し不用になった家電や電化製品は、
まだ年式が新しく使用できる物は、
リサイクルショップやインターネットなどで
売却するのが一般的に思いつくところだとは思います。
但し壊れて不用品となった
家電、電化製品などの廃棄処分は、
処分料金を払うのが当然でした。
例外的な処分方法として一昔前でしたら、
茨城県内のあちらこちらの空き地で
というか全国的にですが、
旗を立てた「家電無料回収所」なるものがたくさんありました。
そこに持ち込みすれば
大抵の家電は無料で引き取ってくれました。
これらの家電無料回収所は
ご近所や依頼者間のトラブルをはじめ、
法的にグレーゾーンなために
環境省をもとにした自治体の指導が入りやすく、
そして大きくは海外、
特に中国の法規制により絶滅したと思われます。
話が脱線しましたが、
ここでは、見たことあるだけで
利用したことはないという方の為に、
「使用済小型家電回収ボックス」についてご紹介させていただきます。
地域により若干ルールや設置場所が異なるため
水戸市と日立市に限定してご紹介いたします。
そもそも使用済小型家電回収ボックスとは?なぜ無料なの?
なぜ廃棄処分が無料かは、
先ほど書きました一昔前の
空き地の無料回収所と同じような理由で、
回収するほうにメリットあるからです。
但し空き地の無料回収とは違い、
こちらは完全な合法です何の問題もありません。
正確には「廃棄物」としてではなく、
「有価物」としての回収となります。
都市鉱山からつくるみんなのメダルプロジェクト
不用な家電ゴミから
金・銀・銅、レアメタルを採取が最大の目的です。
2020年東京オリンピック、パラリンピック競技大会で使用される
約5000個のメダル、金・銀・銅の金属を
全国各地から集めたリサイクル金属で作る
国をあげた国民参画型プロジェクトです。
天然の鉱山に莫大なコストをかけ掘削せずとも、
すでにたくさんある潜在的な在庫、
不用品の家電を収集して
金・銀・銅、レアメタルを採取したほうが
コストがグンと下がり環境にも優しいということです。
使用済小型家電とは、その名の通り小型に限定してます。
使用済みとなった携帯電話、ゲーム機、デジタルカメラなどには
多くの金・銀・銅、レアメタルが含まれております。
それらは日本全国の各家庭に埋蔵されており
しかもその量は
世界有数の天然鉱山に匹敵するといわれております。
それらの身近な収集窓口であるのが
「使用済小型家電回収ボックス」ということです。
あなたの家にもありませんか?
机の引き出しや押し入れにしまったままの
昔使ってたガラケーや壊れたデジカメ、
飽きてほったらかしのゲーム機、、、それでいいのです。
回収品目と設置場所
水戸市と日立市のホームページにより詳しく
回収品目と設置場所が書かれています
↓
使用済小型家電拠点回収について(水戸市)
また上記の方法は
「拠点回収」「ボックス回収」等の方法ですが、
お近くにない場合は他にも
宅配による回収などの方法が用意されています。
詳しくはこちら↓
一般財団法人 日本環境衛生センター
使用済小型家電回収ボックスのメリットとデメリット
*メリット
- 家電を無料で引き取ってくれる
- 手軽に家電処分できる
- 国のプロジェクトという安心感
- オリンピックのメダルに貢献できるという夢がある(個人的見解)
*デメリット
- 家電回収品目が小型のもので、更に限られてる
- 大きな家電は処分できない
- 買取りしてくれない
- 設置場所まで足を運ばなければならない
まとめ
いかがでしてでしょうか?
引越しの不用品を一気に無料で処分できる、
というおいしい話ではないですが。
あなたの使用していた家電のほんの一部が
オリンピックのメダルの一部になるかもしれない、
貢献できる、
夢があると思いませんか?
もう使用しない家電ゴミでも
有用することができれば有価物となり、
少なからず社会貢献できているという充実感も味わえます。
もし一度ご近所で目にしたら利用してみてください。
家電や家具不用品の事なら
水戸市のまごころ回収便まで
ご相談ください