自分でやる遺品整理の進め方と業者に依頼した時の料金相場
「遺品整理は業者へ頼むと高額で躊躇してる」
「遺品整理業者の相場が知りたい」
「なるべく自分で片付けしたい」
「作業を始めたけど思ったより片付かなくて大変・・・」
「荷物の量が多くてどこから手をつけていいのか・・・」
そんな悩みの方のための記事です。
ここでは遺品整理を
ご遺族やご自身で進めるうえで
途中で投げ出さないための
ちょっとしたコツや手順などをご紹介。
また、
遺品整理の業者に依頼を
考えている方のために、
水戸、ひたちなか近郊の
料金相場もご紹介いたします。
水戸市近郊の不用品回収は
地元密着の「まごころ回収便」
タップで発信
☎ 029-279-0090
遺品整理を自分で行う手順
全体的な流れです。
多少前後しますが
計画的に進めることが重要です。
1,遺品整理の現場となる故人の家を確認
（故人が別に住んでいた場合）
2,親族（財産分与権がある）が関係する場合は
遺品整理をすることを事前に知らせる
3,郵便物をチェック 住居や税金・保険などの各種解約手続き
4,いよいよ遺品整理の作業を開始！
1, 遺品整理する故人宅を確認する
「確認といっても
生前何回も遊びに行って知っているよ。」
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし遺品整理をする
という視点で見ると全く別です。
故人が別宅で住まれていたなら
必ず下記の確認はしておいてください。
1-A 部屋の数、荷物の量の確認
見えている場所ではなく
押し入れ・クローゼットの中まで確認しましょう。
押し入れやクローゼットの中は
全部出してみると意外にも
荷物の量が多いことに気付くはずです。
通常、
遺品整理作業の分別の時間配分では
押し入れ、クローゼット内の荷物で
多くの時間を割くことが多いです。
また
キッチン、台所周辺などは
床下収納がある場合
見落としがちなので忘れずにチェック、
できることなら確認時に
中から出してしまいましょう。
庭がある場合は外回り
物置があれば物置の中などです。
遺品整理したい全体的な
荷物の量が確認出来たら、
作業にかかる大まかな
日数を決めておきましょう。
実際には余裕をみて
想定の1.5倍の日数と時間は
見ておきたいところです。
1-B 住居から荷物を運び出す際の確認
遺品整理は分別して終了ではありません。
不用なもの、ご遺品とも
住居から運び出さなければなりません。
大きなタンスや
ベッドなどがあれば大変な重労働となります。
自信がない方はそれだけでも
不用品回収業者へ依頼するのも手です。
住居が平屋の一軒家でしたら
あまり問題はありませんが、
階段のみのアパートや共同住宅などは
想定よりも運び出しに時間がかかります。
また
エレベーターがあっても
マンションの最上階なども
想定より時間がかかります。
私たちプロでも現場で遺品整理の時は
１階平屋を基準にしたときの
２倍～３倍の時間は想定します。
また駐車場までの距離も確認しておきましょう。
マンションの場合
管理人が在中の場合は、
事前に報告を入れることで
作業当日スムーズになります。
2, ご親族に遺品整理をすることを伝える
ご親族の人柄は様々です。
しかし
財産分与権などがあるご親族でしたら、
勝手に事を進め
後々トラブルになるよりも
一言
遺品の整理をする旨を伝えておきましょう。
またそうすることにより
遺品整理を手伝いたい方もいるかもしれません。
遺品整理は人手（マンパワー）です。
人手は多いほうが良いです！
3, 郵便物をチェック、住居、税金、保険等の各種解約手続き
この各種解約手続きは
先に済ませた方も多いかと思います。
生前故人が賃貸物件に住んでいた場合は、
日ごとに料金が加算されてしまいますので、
不動産管理会社や大家さんに相談しましょう。
また退去日の確認や
住居の設備についても確認しておきましょう。
例えばエアコンや風呂釜、部屋の照明など
元々付いていたものか、
取外す必要があれば、
退去日前に業者の依頼も必要になります。
届いている郵便物のチェックもお忘れなく
税金、保険等の
契約関連の各種手続きの確認をしましょう。
4, いよいよ遺品整理作業開始！（注意事項やコツ）
ココまで計画ができれば
あとは遺品整理の作業をするのみです。
4-A 作業に必要なもの
＊作業用のゴム手袋
滑り止めなしの軍手は滑りやすく危ないのでNGです
＊マスク・スリッパ・汗拭きタオル・前掛け
床がホコリで汚れますスリッパや脱ぎ着しやすい上履き
＊はさみ・カッター
養生テープ・ガムテープ・結束紐
＊布団袋
布団の量がある場合はあると大変便利です
＊ダンボール
大小大きさの違うもの、用途により用意
＊ゴミ袋
できれば遺品整理する現場の自治体のものを用意
＊ビニール袋
45リッター～90リッター位のものを用意
＊ホウキ・雑巾・バケツなどのお掃除道具
荷物を減らせるためにできれば現場の物を代用
4-B 具体的なスケジュールを決める
＊賃貸物件は退去日を考え期日を決めていく
＊親族でスケジュールを決めるのもアリ
後々のトラブルを避けるため
事前にスケジュールを決めておく
＊部屋が複数の場合はできる限り
部屋単位で遺品の片付けを行う
ひとつの部屋を集中的に片付けます。
あちこちの部屋を動きながら片づけるより、
無駄な動線をとらず
同じ時間でも片づけが進みます。
親族の方が手伝いに来てもらえる場合は
形見分けなども考慮し
担当の部屋割りをしたり
一緒に片付ける部屋を決めましょう。
4-C 「残す」「捨てる」を作業的に分別する
遺品整理は
故人との思い出が詰まったものが多くあり、
そういったものを手に取るだけで
思いをはせる方もいらっしゃるかと思います。
しかし
荷物の量が多い場合や、
スケジュール、
期日に余裕がない場合は、
そのちょっとした時間が
大きな遅れの原因となります。
そこは割切って淡々と
作業的に遺品を分別していきましょう。
分別する内容は大まかに4種類
＊残す物（ご遺品・形見・財産・貴重品）
＊処分品（不用品・ごみ）
＊買取品（売却できそうなもの）
骨董品やコレクション等
＊保留品
（処分か残すかその場で判断が難しい物）
その場で考え結論を出そうとすると
時間を取られるため後に考える
4-D 遺品・不用品の買取について
＊骨董品・絵画・コレクション・蒐集（しゅうしゅう）品
専門書籍・ピアノ・着物・車・バイク・農耕機・工業機械
上記の物は通常のリサイクルショップよりも、
専門の顧客をもつそれぞれの専門買取業者が
高価で売却できる傾向です。
＊本や雑誌が大量にある場合
「ブックオフ」「ハードオフ」などの
大手買取店が店舗数も多く
迅速に対応してくれるので便利です。
＊引き出物やご進物
引き出物やご進物は
押し入れの奥の不用品の定番ですね。
消費期限のある食料品や調味料などは
基本買取不可能なところが多いです。
箱ごと手つかずままであれば
リサイクルショップで買取してくれます。
＊家電・電化製品
洗濯機、テレビ、冷蔵庫の「白物家電」は
状態やメーカー、モデルによりますが、
おおよそ５～６年経過している物は
買取価格がゼロと認識してください。
＊買取店を回ることは避けたい
買取店を回ることは非常に時間が掛かり
１日があっという間に過ぎてしまいます。
期日や時間に制約がある場合は
出張買取してもらえる
買取業者を選びましょう
＊遺品（不用品）の売却は必ず
財産分与の権利がある親族に確認してから
全て一任されている場合は問題ありませんが、
遺品（物）に対する認識は人それぞれ違います。
4-E 不用品や粗大ごみの処分
自分でやる遺品の整理で
一番重要で骨が折れるのはゴミ捨てです。
遺品整理では一番多く出るご家庭がほとんどで、
処分方法に困るケースも出てくるかと思います。
適量の燃えるゴミや生ごみ類であれば
現地のルールに従い
自治体のゴミ袋で収集日に出す方法もあります。
その際できれば
ご近所に一言ご挨拶しておきましょう。
但し大量に出る場合は、
地元住民の方の迷惑になりかねません。
現地の清掃センターへ
直接持ち込みを検討してください。
大きな家具、タンス、ソファー、食器棚、ベッドなどは
運び出しに時間が掛かります。
無理はけがのもとです、人の手を借りましょう。
冷蔵庫や洗濯機などのリサイクル家電は
家電リサイクル券を購入しルールに従い処分しましょう。
粗大ゴミの処分は
自治体でルールが策定されていますので
一度確認してください。
大きな家具や家電のなどの処分に自信のない方や
遺品整理の時間に制約がある方は、
処理が困難な物だけでも
不用品回収業者へ依頼してみましょう。
おすすめの業者は
地元のまごころ回収便
☎029-279-0090
お見積無料です
関連記事
5, 土地、建物が故人の所有なら「放置」はトラブルのもと
遺品整理が終了し賃貸物件であれば
引き渡しでめでたく終了です。
しかし土地や建物が故人所有であればそうはいきません。
誰も住んでいない放置の空き家にしてしまうと
次のようなトラブルが想定されます。
空き家にするデメリット
＊台風や自然災害により建物が破損し物が飛ぶ
＊自然発火やいたずらによる放火の火災
＊ハチの巣、ネズミ、などの害虫被害
＊長年の放置での悪臭、近隣への被害
空き家になることは
近隣住民の方にとっても治安的に不安です。
親族の方と話し合い
不動産業者を含め
売却や管理を検討しましょう。
6, 自分でやる遺品整理のメリットとデメリット
| メリット | ＊自分でやるので業者へ依頼するより安く済む ＊故人の遺品と向き合える ＊親族が集まる場合は、 その場で今後の話もできトラブルになりにくい ＊片付け、分別のコツをつかめる ＊達成感 |
| デメリット | ＊時間がかかる 時間をかけ過ぎると 業者へ依頼するほうが結果的に安上がり ＊大きい荷物や粗大ごみを運ぶ体力 ＊小さい荷物やごみを分別する根気 ＊近隣住民への配慮 ＊途中で投げ出す人もいる |
7, 遺品整理業者の料金相場
記事を読んで
「なんだか時間も取れないし、大変そう」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
遺品整理を業者に依頼した時の料金は
どの位かかるものなのかご説明いたします。
| 広さ | 料金相場 |
| 1R/1K | 38000円～75000円 |
| 1LDK~2DK | 80000円~180000円 |
| 2LDK~3DK | 120000円~250000円 |
| 3LDK~4LDK | 180000円~350000円 |
| 戸建て住宅 | 280000円~700000円 |
| ゴミ屋敷 | 状態により上記の1.3~2倍の料金 |
| 敷地内の物置、倉庫の撤去 | 上記̟+12000円~35000円 |
上記の料金相場の下限と上限は
荷物の状態や搬出する場所で幅があります。
目安として参考にしてください。
また業者により料金もまちまちなようです。
相場でも状況により料金幅が大きいため
インターネットのみの申し込みの業者は
トラブルが多発してます。
必ず現場でのお見積を
強くおすすめいたします。
また上記は「遺品整理」ですので
大きな家具や処分が困難な不用品だけ
回収を依頼した場合はかなりお安くなるはずです。
こちらの記事もおすすめ
茨城県で一番安く安心な遺品整理
まごころ回収便
☎029-279-0090
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は自分で片付けするという点で
遺品整理について提案させていただきました。
無料で現場を見てほしい、
やはり遺品整理の専門業者にお願いしたい、
途中で手を付けたがまとまらない、
処分だけでも手伝ってほしい、
分別だけでも手伝ってほしい
など
遺品整理に関することならなんでもご相談ください。
まごころ回収便
☎029-279-0090
